Mckee Tech Blog

VSCode(Window版)の Github Copilotに AWS MCPを導入する方法

Web開発
最終更新日 : 25/05/14

AWS MCPをGithub Copilotに導入しようとしたところ、Windows環境では少しだけ詰まってしまいました。その解決方法とVSCodeへの導入をまとめます。

手順

  1. uvをインストール
  2. uv上でpythonをインストール
  3. VSCodeにAWS MCPサーバーを追加する

uvをインストール

uvは依存解決(コードが使用しているライブラリをインストールしてくれる)や、Pythonの仮想環境の構築を高速に行ってくれるツールです。公式ドキュメントにインストール方法が記載されており、Windowsでは以下のコマンドを実行することでインストールされます。(場合によっては管理者権限でPowerShellを開いてください)

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

インストールが正常に終了していれば、uv --versionコマンドを実行すると、以下のようにインストールしたuvのバージョンが表示されます。

uv --version
uv 0.7.2 (481d05d8d 2025-04-30)

uv上でPythonをインストール

uv python install

上のコマンドを実行すると最新バージョンのPythonがインストールされ、以下のコマンドを実行した際にインストールしたPythonのバージョンのバージョン一覧が表示されれば正常にインストール出来ています。

uv python list --only-installed

VSCodeにAWS MCPサーバーを追加する

まずVSCodeのSetting.jsonを開きます
そして以下のようにsettings.jsonに記載します。公式ドキュメントではargsには["awslabs.aws-documentation-mcp-server@latest"]のみが記載されていますが、Windows環境では["--from", "awslabs-aws-documentation-mcp-server", "awslabs.aws-documentation-mcp-server.exe" ]を指定するようです。

settings.json
"mcp": {
	"servers": {
		"awslabs.aws-documentation-mcp-server": {
			"command": "uvx",
			"args": [
				"--from",
				"awslabs-aws-documentation-mcp-server",
				"awslabs.aws-documentation-mcp-server.exe"
			],
			"env": {
				"FASTMCP_LOG_LEVEL": "ERROR"
			}
		}
	}
},

するとエディタ内に起動ボタンが表示されるので、クリックします。

その後にGithub CopilotをAgent ModeにしてAWSに関する質問をするとドキュメントを参照し、質問に関連する公式ページのリンクを示してくれるようになるはずです。

参考

https://github.com/awslabs/mcp/blob/main/src/aws-documentation-mcp-server/README.md
https://qiita.com/zzzzico/items/fd43388edd5389d6f57d

AIAWS